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札交業第928号 平成21年1月29日
1 名称及び男性のお客様への協力のお願いについて(質問1、2についての回答)
既に導入している他都市の事業者と同様に、本市においても導入実験期間中は、「女
性専用車両」という表現を行っていましたが、「女性専用」という表現では、小学生以
下の男のお子さま、お身体の不自由なお客さまとその介護の男性のお客さまが利用し
ずらいとの声もあり、これらのお客さまが少しでも抵抗がなくご利用できるよう十分
に配慮した名称及び表示方法の検討をおこないました。
その結果、名称は「女性と子どもの安心車両」とし、表示方法については、この車
両をご利用することが可能な方々を絵文字により表現し識別できるようにいたしました。
なお、命名の理由は、アンケート結果の肯定的選択理由として「女性やこどもが安
心して乗車できる」という回答が最も多かったことも考慮いたしました。
また、本車両の運行については、あくまでも男性のお客様の協力のもとに成り立つ
ものであり、本車両に男性が乗車しても、これを強制的に排除できるとは考えており
ません。
このことから、今後とも、ポスター、車内放送等の案内において、男性のお客さま
のご理解とご協力のお願いに努めていく考えでありますので、ご指摘の「協力は任意
で、健常男性の乗車も拒否できない」との標記については、必要ないものと判断いた
しております。
2 アンケート結果及び混雑状況について(質問3、4についての回答)
本市では、「女性と子どもの安心車両」の導入についての可否を正確に判断するた
め、南北線において、平成20年8月18日から9月12日までの平日の20日間で、導
入実験を実施し、利用者アンケート及び混雑状況についての調査を行いました。
(1)アンケート調査について
アンケート調査については、地下鉄利用者2,000名(男性1,000名、女性1,000名)
を対象に、調査会社に業務を委託し、対面調査により実施いたしました。
ご指摘の選択理由の項目については、導入実験前(平成20年1月)に行ったア
ンケートとの比較検証を行うため、同じ項目とし、選択項目の内容については、一
般的に考えられる影響及び理由として設定しました。
なお、アンケートの調査結果については、肯定的な意見が6割近くを占め、否定的
な意見は、全体で2割を下回る結果であり、また、線別、男女別、年齢別においても
ほぼ同様の回答結果となっております。
特に、男性の回答結果において、肯定的な意見が6割近くを占めたことについては、
本市における「女性と子どもの安心車両」の導入について、男性のお客様の協力が得
られる状況であると判断いたしました。
(2)混雑状況に与える影響について
当該車両の導入に伴う、混雑状況に与える影響については、開始当初に、専用車両
(実験車両)に空いている状況も見られましたが、期間が経過するに従い、専用車両
(実験車両)の利用者が増加し、混乱も見受けられませんでした。
また、定時運行に与える影響についても、専用車両導入による遅延は発生せず、ホ
ーム上の人の流れへの影響においても混乱等は確認されませんでした。
このことから、本車両の導入に伴う混雑状況への影響はないことが確認されました。
(3)札幌市交通局からのお願い
最後に、本市の「女性と子どもの安心車両」の導入については、実際に導入実験を
行ない、導入に伴う混雑状況やアンケートの調査による利用者ニーズ等をもとに慎重
に検討を重ね、総合的に判断したものであることをご理解ください。
この度は貴重なご意見ありがとうございました。承りましたご意見は、今後の業務
の参考とさせていただきます。
今後とも安全で快適な市営交通を目指し努力してまいりますので、これからも本市
地下鉄にご理解ご協力いただきますようお願い申し上げます。
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